高知県森林インストラクター会 | ||||||||||
ただ、天気は残念ながら朝から雨。 雨のセラピーロードもまた別の楽しみがあるとのことで、ほぼ予定どおり行いました。 7時に、四国森林管理局を出発し、9時半前に梼原町松原公民館に到着しました。 まずは、秋澤会長があいさつをし、今回お世話になる地元松原地区の下元地区長さん達の紹介をしました。 話の終盤に、ストレス度チェックを実施。参加者のうち2名が立候補しました。前に出て緊張したのか、ストレスの数値はかなり高め。 これから、本目的であるセラピーロードを散策するので、午前中という短い時間のため効果が即現れるものでもないでしょうが、森の癒し効果によって、高めの数値はきっと少しは下がることに期待しましょう。 |
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セラピーロード入り口へはバスで移動しました。 雨は全く止みそうにないので、傘をさしたり、カッパを着ての散策です。このセラピーロードの特徴は、自然の渓流と人工の用水路にはさまれた、平坦な道であること。片側を流れる久保谷川は雨で水量が増え、勢いがよすぎて、癒されるにはちょっと流れる音が早すぎましたが、雨には雨のよさがありました。 濡れた木々の葉は光り、林内は森の木々や土やコケのにおいがしました。また、雨で木々やコケの緑が一層鮮やかに見え、晴れた日とは違う森の香りや景色を楽しむことができました。
ところどころに、ポイントを書いた木の札がありました。「こけの香」と書かれた場所は、岩にコケが一面生えていて、今日は、水滴がぽたぽたと流れていました。 また、今回のもうひとつの目的であるキノコ探し。
キノコ探しに熱中して、アドレナリンが逆に出ていないかな?とちょっと心配になるほど、熱心に探していました。 子どもさんが2人参加していたのですが、大人が通った後を、小さいという利点(視点が低い)をいかして、見落としていたキノコをどんどん発見するのがほほえましかったです。 |
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荒尾さんが、みなさんの採ったきのこを新聞紙の上に広げて、同定していきます。 その間に、参加者は今回のもう1つ楽しみでもあるお待ちかねの昼ご飯の時間です。お腹は減っているし、早く食べたい! 地元婦人部が地域の食材をふんだんに使った地元料理のバイキングです。見た目も色とりどりで、鮎の塩焼きや、地元でとれた野菜や山菜のおかずに、ほとんどの方がお皿に入りきれないほど、ついつい盛ってしまいました。素材の味が活かされていて、本当に美味しかったです。ご馳走様でした。 |
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食べられるキノコは青の付箋、毒キノコは赤の付箋をつけて、それぞれキノコの名前を書きました。 この夏は暑かったし、雨も少なく、あまりきのこは見つからないのでは?と心配していたのですが、30種類以上のきのこが発見できていました。確かに、あれだけ熱心に探していた様子を思い出すと、それもそのはずと納得できました。 ただ、キノコの同定は難しく、きのこアドバイザーであっても迷うこともあります。食べられるキノコや、食べられないキノコ、おもしろい名前や、変わったその姿等の詳しく説明しました。参加者からの質問を交えながら、みなさん真剣に聞き入っていました。 キノコの話を終えて終了しました。お世話になった地区長の下元さんをはじめ松原の方々にお礼を言って、バスに乗って帰途につきました。。 |
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この事業は「森林環境税」を活用して行いました(こうち山の日イベント) | ||||||||||
掲載日:2008年11月12日 |
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