高知県森林インストラクター会
 平成21年11月29日、「甫喜ヶ峰森林公園秋のよくばり体験」を開催しました。
 この日の参加者は15名。森林インストラクター会からは6名のスタッフが案内しました。

 まず、参加者は四国森林管理局に集合し、バスで甫喜ヶ峰森林公園に到着。
 午前中は、まず、公園内の散策と植物観察を行いました。
 12月はすぐそこ。公園は晩秋の空気につつまれており、紅葉はちょうど最終の美しさを楽しめる時期でした。道中、スタッフが木々の説明を交えながら、あともう少しで散り時を迎えようとする紅葉の森の散策を楽しみました。

 そしてお次は、森の散策だけではなく、晩秋の森をより深く親しんでいただこうと、ネイチャーゲームと語りのひとときを設けました。講師は、甫喜ヶ峰ネイチャーゲームの会の兼松さん。参加者はほとんどが大人の方でしたが、自然の中で発見しながら楽しい時間を過ごしました。
 昼食は、嶺北の食材であるイノシシやアユを使った弁当と、自然栽培のきのこをふんだんに使ったきのこ汁を賞味。量もたっぷりなこともあり、秋の味覚に、心もお腹も満腹満腹になりました。
 午後、場所を甫喜ヶ峰森林学習館へ移動。来月は、12月・クリスマスですのでクリスマスの準備となる、クラフトに挑戦しました。
 まず、クリスマスリースのいわれと身近な自然素材の解説を行った後、クリスマスリースの作品作りを行いました。たくさんある自然素材の材料に、どれを使うか悩みながら思い思いのリースが出来上がりました。
 同時に、リースだけでなくクリスマスをイメージした間伐材を使ったクラフト「クリスマスポット」づくりを行いました。
 すてきな作品がつぎつぎと完成し、少し早いクリスマスの雰囲気を味わいました。

 作品作り終了後、おやつは、地元産のサツマイモを使った焼き芋。焼きたてほくほくのお芋に、みなさんの笑顔でほおばっていました。
 そして、本日のメニューはすべて終わり、帰りのバスに再び乗車。晩秋の森での散策、おいしい昼食にお腹はいっぱい、クリスマスを迎えるリースとクラフトをお土産に持ち・・・と、まさによくばり体験になった一日でした。
[参加者の声]
○自然の中で大変楽しい一日を送ることができました。
○紅葉はおわりかけだったが、木の名前など教えてもらってよかった。約30年ぶりに来てよかった。モミジの木がたくさんあるとは知らなかった。
○初めてのリース作り大変楽しかったです。ご指導くださる若い指導者にやさしくていねいに教えてもらって満足できるリースができました。ありがとうございました。次回も参加したいです。
○こんな体験がなかったのでおもしろかったです。
○自然にふれ紅葉も美しく楽しい日でした。お弁当もおいしく、食べきれない位のごちそうでありがとうございました。
 感想も好評。満足していただいたようです!タイトルどおりよくばり体験になったかな、よかったです!!
この事業は「森林環境税」を活用して行いました(こうち山の日イベント)
掲載日:2010年1月15日
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